報告・連携・コーディネートがうまい人

仕事を進める上では、上司や同僚、他部署との連携がつきものです。これを無駄なく、滞りなく、上手にできる人は、営業センスがあります。根回しをするにしても、誰から順番に根回しをしたら良いのか、どこまで事前に言った方が良いのか、どんな言い方なら協力してくれるのか。報告をするにしても、誰に、どんなタイミングでするか、口頭、メール、書類、電話などのうち、どんな形でするか?相手の性格、能力、地位やそのときの状況によって、軽く概略だけ説明して相手に考えてもらった方が良いのか、かなり細かいところまで説明するのか、情報だけ入れておけばいいのか……。根回しも報告も、簡単なようでデリケートな問題なのです
。打つ手を一つでも間違うと変にこじれたりして、プランがあらゆる方向に変わってしまいます。よく「気が利く人」といいますが、セールスの場面では、ある意味、報告・連携・コーディネートの上手な人をそう呼ぶのかもしれません。

提案書を作るのが苦手だ、という営業マンの方も多いことでしょう。そのため、1つのパターンを覚えると、どんなお客様、どんなプレゼンテーションでも、同じパターンで提案書を作る人がいます。
あるいは、パソコンソフトで図やグラフやイラストなどをたくさん使って美しくできたら、それで満足してしまう人もいます。でも、提案書の肝とは、お客様が興味をもっていただける内容、関心をもっていただける表現方法でまとめられているかどうかです。
営業センスのある人は、お客様がその商品を買うことによって得られるメリット、あるいは、その商品を買わないことによって生じるデメリットを、わかりやすくまとめられます。
しかも、字をいっぱい書いて説得するのではなく、上手に絵にする。そういう表現力があります。会社の中でも、偉い人ほど文字は読みません。忙しいのです。ですから、要点を簡潔にまとめて、イメージが湧きやすい全体像を提示してほしいのです。同じ商品でも何パターンも提案書を作れる人が、天才営業マンなのです。