山口恭一の人生を変える就活

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自分の力でハッピーに生きていこう

さて、今後の人生を楽しくするための、仕事に対する目標の持ち方がわかりましたか? 自分の進む道、そのためにいまやるべきことが、少し見えてきたでしょうか?
現代は格差社会と言われ、特に若い人たちの間で格差が大きくなってきています。長期的目標を持ち、夢に向かって確実に歩を進めている人もいれば、キャリアを積むことができず、不安定な雇用形態を強いられたままの「ワーキング・プア」と呼ばれる若者もいる。その差は生涯賃金の総額だけでなく、生き甲斐や幸福感といった精神的メリットにも大きく影響してきます。
こうした格差が、就職してからたったの3年以内に決まってしまうとしたら……そして、最初のほんの小さなボタンのかけ違いが、10年後20年後に悲惨な結果としてあらわれるとしたら……。
あなたはどうしますか?
この格差社会を生き延びて人生を楽しく過ごすカギは、新入社員の時期にあるんです。20代の若いうちにしっかりした目標を持ち、それを達成するために時間と頭を投資して、入社10年後には自分の力で生きていけるようになってください。何屋さんを選んでもいいから、「プロ」「マネージメント」「マーケティング」のいずれかを目指し、どこへ行っても通用する、どんな会社に入っても重宝がられ る、そんな人間になってください。
格差社会=学歴社会ではありません。いまだ学歴や出身大学が物を言う世界も確かにありますが、力さえあれば偏差値の高い低いなんて関係ない、という場合が増えてきています。リーダーシップや創造力や表現力やコミュニケーション能力といったものは、偏差値とは相関関係がありません。
どんな人でも、心がまえと努力しだいで、これからの長い人生をハッピーに生きていくことができるんです。この本を繰り返し読んで、まずは自分の現状を認識し、「ではこれから何をすべきか」を考えてみてください。あなたの人生を切り開いていくのは、あなた自身です。
ところでプロローグでもお話ししたように、いまの私の目標は、「60歳までに20人の経営者を育てたい」というものです。
私の場合、数値目標だけではあまり欲が持てないんです。しかし、社長が欲を持たなければ会社ってのは伸びない。そこで、社会性が高く使命感も満足できる“人づくり”を目標に据えたというわけです。目標達成まで残すところあと12人。何屋さんでもいいから、何かをやりたいという意欲があって、責任感が強く、最後までへこたれない執念の持ち主ならば、惜しみなく応援するつもりです。起業を目指している人は、ぜひ一度当社の門を叩いてみてください。
そうして巣立っていった人たちがそれぞれ、私と同じく意欲のある経営者を育てるようになれば、全国に、あるいは世界中に、元気な起業家が倍々ゲームで増えていく。すごいパワーが生まれるでしょう!それを見届けてみたい気がしますね。

山口 恭一